そうこうするうちに

地方在住ズボラ主婦の特性多めの家族のことを綴る、ゆる日記です。

【支援級】就学前にやってよかった6つのこと

こんにちは、しがない主婦のさいかです。
今年ももうあとわずかになりましたね…次男が来年、小学1年生になるので卒園式&入学式前後はいろいろと忙しいだろうなーと想像しながら、今は現実逃避しています。

我が家は子ども(男の子)が2人いて、息子たちはそれぞれ発達障害があります。
長男(小2)はASDADHDがあり支援級(情緒クラス)に在籍していて、次男はADHDの診断がおりてますが、通常級へ進学予定です。
我が子の就学、いろいろと心配ですよね…今回は、長男が小学校就学時(2021年)に準備したことをまとめてみました。ちなみに、我が家の息子の学校は、田舎の公立小学校(小規模)です。

就学前にやってよかった6つのこと

①ランドセル選び

これは云わずもがなですが、我が家にとっては慎重に選ばないといけない問題でした。
なんてったって、自宅から小学校までが遠いんです。小高い山から平地へ下りて隣の山に登る…ちょっとしたハイキングみたいな感じ。その途中には急な階段が2つもあるので、大人の足でも片道約40分はかかるんです。
いやー初めて徒歩で学校まで行った時は、死ぬかと思うくらいヘトヘトに、私が疲れました。毎日通う子供たちには脱帽です。
当時、長男は体幹が弱かったので、ランドセル選びの最優先事項は”軽さ” でした。選んだポイントはざっと3つ。

  1. 軽さ・・・1,000g前後
  2. 色の配色・・・本体が黒、縁取りが青は本人希望でした。
  3. 本人が気に入るデザイン

いくつか候補をあげてみましたが、最終的に息子が選んだのはイオンの「かるすぽ」のミラクルinシリーズ。
大型ショッピングモールや展示会に行って有名ランドセルメーカーで購入することも考えましたが、人が多いところが苦手な家族なので、慣れ親しんだ近場のイオンで探した結果とも言えます。

②通学路の予行練習

①でも書いたのですが、我が家から小学校まではかなりの距離があります。通学路を長男と実際に3,4回一緒に歩きました。早めに通学路に慣れていた方が、精神的にも楽かなと思ったからです。

例えば、不審者や緊急事態に備えて、”子ども110番のお家”に行こうとか、お店やコンビニはどこにあるかなど、事前に把握して息子と確認ができました。

実は、初めて長男と私の2人で行ったときに、道を間違えて小学校へ行けず…というハプニングもありました。季節や天気によっては、違う風景に見えることもあるので、何回か行って危険な場所などを確認できたのは良かったなーと思いました。

③小学校の見学

教育委員会や小学校主催の行事です。実際に小学校見学には3回ほど行きました。☆印は、親子同伴です。
(コロナ禍なので以前に比べて行事は最低限とのことでしが、地域によると思います)

  1. 支援級・通級の授業見学(7月頃)
  2. 校長面談☆(10月頃)
  3. 入学式の予行練習☆(入学式前日)

長男が第一子で、地元ではない土地…すべてにおいて初めてのことばかり。通常級の子だと上に兄弟がいない限り、保護者も子どもも数回行っただけで小学校へ入学になります。
初めての物や場所への不安感が強い息子にとっては、参加していてよかったなーと思いました。

1と3については、対象は通級や支援級希望の家族が中心です。
3では、息子と主人が一緒に学校内見学(1年生が使う教室中心)や担任の先生とのあいさつもさせてもらいました。息子も入学式当日、慣れない状況の中でも気持ち的に余裕があったようでした。

④トイレ

これ、毎日生活する上で大切なことですよね。小学校の改装具合にもよりますが…学校のトイレって和式のトイレがまだまだ主流じゃないですか?(田舎の学校だけなのかな…)

先輩ママさんの中には、娘さんが和式を使ったことがなかったから、外出した際に和式トイレを意識して使って慣れさせたと聞いたことがあります。
あと、トイレをする際の戸の開閉の有無、洋服の脱ぎ方や水の流し方など、トイレの使い方がいじめに繋がるになることが多いそうです。

少し話はそれますが、私も小学校時代、トイレはデリケートな問題だったように記憶してます。お腹が昔から弱かったので大をするにも、人気の少ないトイレを使ったり、わざと授業中にトイレに行ったり…生理現象だから仕方ないことなのに、からかわれないように必死だったな。

息子の場合は、幼稚園で和式の使い方には慣れていたものの、閉所が苦手なのか個室の扉を閉めるのを嫌がりました。就学前に自宅のトイレで戸を閉めて用を足すことに慣れさせる練習をしました。

⑤生活リズムを整える

幼稚園での息子のスケジュールは、朝7時半過ぎに起きて、のんびり支度したら朝からEテレを観て、親の送迎で9時までに登園…というゆるゆるのスケジュールだった我が家。

小学校では、朝の支度や登校時間を逆算して6時までには起床しないといけない。卒園後の春休み中は、6時に起きる練習を親子で取り組みました。
どちらかというと、親である私と主人が慣れるのに時間がかかった気がします…早寝早起き、大事ですね。

⑥息子の特性やどんな困り感があるのかまとめる

教育委員会を通して、息子の特性や診断結果等が、小学校へ情報共有されるのですが…学校の先生は教育のプロだけど、”療育”については残念ながらご存じない方も多いのが現状。発達障害って子どもによって、特性や困り感もまちまちなので、そのせいもあるかもしれません。

発達障害児って、療育センターや幼稚園、教育委員会、役場など…いろんな場面で、子の特性や診断名などについて話したり、書面に書かないといけないことが多いですよね。小学校就学後も同じです。入学式後に、書類がどっさり渡されたりします…

なので、これまで書き溜めた幼稚園や療育センターでの連絡帳や、子どもの特性について書いた書面(予め提出前にコピーして保管しておいたもの)などを見直したりして、子どもの特性や必要な支援について、伝えたいことを棚卸ししてノートにまとめておくと、伝え漏れもなくて安心ですよ。